ブラック上司あるある。やばい上司の危険な特徴を4つ厳選しました

  • 上司に振り回されてしんどい
  • 上司に失敗を責任転嫁される
  • なかなか休息の時間が確保できない
  • 上司にみんなの前で怒鳴られる

こういった悩みに答えます。

本記事では、チームをダメにするブラック上司の特徴について4点取り上げて解説しています。

自分の上司に当てはまるところがないなチェックしてみてください。

この記事を書いた人

つと
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 東証一部上場企業のマネージャー職
  • 1,000人以上の採用、育成の実績あり
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管理職を見ればブラック企業かどうかわかる

会社自体が基本的にホワイトだったとしても、上司が誰になるかによって部下の運命は変わります。

なぜなら、上司ガチャでブラック上司に当たった時点で、その部下にとってはブラック企業であるかのような職場環境に変えられてしまうからです。

そのため、体感的にその会社がブラック企業かどうかは、実際、上司次第で変わることも多かったりします。

ここからは、ブラック上司にはどのような特徴があるのか。特にやばい特徴を4点にしぼって解説してみようと思います。

どれだけ自分の上司に当てはまっているかチェックしてみてください。

部下を振り回す

指示が合理的でなかったり、気分屋で言うことがコロコロ変わったりで、部下を振り回す上司がいます。

例えば、判断が遅く指示が後手に回ったり、的確でなかったりすると、部下の時間を無駄にしてしまいます。

気分屋の上司だと、言うことが日によって変わったり反対のことを言い出したりするので、部下は振り回されます。

いつも冷静で物事や状況の本質を捉え、的確な指示ができる上司のもとでは生産性や仕事の質も上がるもの。

しかし、その逆の場合は、生産性が落ちるどころかモチベーションも落ち、非効率で残業過多となり、心身ともに消耗していきます。

仕事の本質に対してというよりは、めちゃくちゃな上司に合わせて仕事をするという感じになり、仕事のやりがいも感じられなくなります。

責任転嫁で保身に走る

上には良い顔ばかりして部下には厳しいブラック上司は信用できません。

なぜなら、この手のタイプはすぐ保身に走り、部下をフォローしないからです。

例えば、ブラック上司の指示で進めた仕事がうまくいかなかったり問題が起きた時は、担当者のせいにしてばかりで自分の責任だとは言わなかったりします。

むしろ、あたかも厳しく育成しているかのごとく、部下の至らぬところを指摘してフィードバックしてくるのです。

しかし、そもそもブラック上司には任命責任があるし、失敗したり問題が起きる前に進捗チェックなどして軌道修正する余地は必ずあったはず。上司にも責任は必ずあるのです。

もしくは、致命的な影響がない範囲で失敗させる代わりにきちんとフォローして次に繋げる懐の広さを上司たる者持ち合わせていなければなりません。

そういったこと無しに、すべてを部下のせいにするブラック上司とは信頼関係が崩れますよね。

そうなると、うまくいった仕事は全てブラック上司の手柄。失敗したことは全て部下のせいになるので、こういったブラック上司の部下になってしまうとなかなかやりがいが見出せず、仕事の成果も出しにくいのです。

みんなが見ている前で怒鳴る

ブラック上司によくあるパターンとして、短気でキレやすいという特徴があります。怒りの沸点が低いのです。

本来、上に立つ者としては部下に何か問題があったとしても、感情的に「怒る」のではなく、冷静に「叱る」ことをするべき。

しかし、ブラック上司は感情がコントロールできず、みんなが見ている前でも怒鳴り散らしたり、机や椅子などを叩き、蹴っ飛ばすなどの行為をしてしまうのです。

そういうことを「育成」だとすら勘違いしていることも多く、自分がハラスメントをしていることすらも気づいていない。または、気づいていても直す気が全くないケースが結構あります。

このようなブラック上司の部下になってしまうと、何をするにしても上司の顔色を伺って合わせなければいけないので、お客様や世の中に喜んでもらうことよりも、上司にダメ出しされないことを最優先に考えてしまいます。

そのため、思考が制限されたり停止したりするので、自分で考える仕事の楽しみを感じる余裕がなくなり、仕事が楽しくなくなってしまいます。

休息を取らせない

ブラック上司は部下に休憩させるという概念を持ち合わせていません。勤務時間をフルで使い倒そうとしてきます。

本来であれば8時間勤務の場合1時間の休憩を取らせることが会社は法律で義務付けられています。

しかし、ブラック上司は仕事が忙しい時は休憩など無くて当たり前という価値観を持っています。

本当は忙しい時でも仕事がきちんとまわるように、事前に人員やタスクの整理をしてみんなが休憩に入れるように管理するのが上司の役割なんですが・・・。

休憩どころか時には長時間残業を強いたり、休日にも連絡したりメールチェックを強いたりと、部下にしっかり休息を取らせて効率を上げたりメンタルを保つという意識がブラック上司はかなり乏しいのです。

そのため、ブラック上司のもとで働くと仕事に忙殺されて身も心も疲弊します。

上司が変わるのは難しい

このようなブラック上司は、自分の言動によって部下を混乱させ、生産性を落としていたり、育成の邪魔をしていることに気づいていないことがほとんど。

しかし、本来であればブラック上司が自らを変えていかねばなりませんが、残念ながらすぐ変わることは現実的には難しいです。

下手に部下が反論してもブラック上司が自分の誤りを認めることはほとんどないので、逆に炎上してさらに仕事をやりにくくする結果になることも多いです。

そのため、部下の方々はブラック上司の性質を踏まえた上で適応していかなくてはなりません。

数年すれば自分か上司のどちらかから人事異動の対象になっていくものなので、それまで耐えていくしかないですね。

その間に、可能であればブラック上司のさらに上や人事部に、部署異動を相談しておくのも良いでしょう。部署異動できるタイミングが少しでも早まるかもしれません。

ブラック上司問題はブラック上司から離れることでしか解決しない

とはいえ、部署異動した先でも似たような問題に巻き込まれる可能性はありますし、部署異動も実際どのタイミングになるかわからないので、転職も視野に入れながらあらゆる可能性を考えておくことをオススメします。

ブラック上司問題についてはブラック上司に変わってもらうことは難しいので、ブラック上司から離れることで解決を図る方がはやいですから。

そういう意味で、転職サイトも必ず最低1社は登録しておくことは非常に大切です。

まだ登録していない人は、以下の記事も参考にしてみてください。