上司がうざい!仕事辞めるかな…と悩ませられる上司の特徴7選

仕事で自分の力を十分に発揮するためには、職場(特に上司)での人間関係がとても大切です。

理不尽な上司の態度に我慢しすぎて、うつ病などのメンタル不調に追い込まれる人を僕は何人も見てきました。

その中で、うざい上司のよくあるパターン7つを解説するとともに、その対処法についても説明したいと思います。

この記事を書いた人

つと
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 東証一部上場企業のマネージャー
  • 1,000人以上の採用、育成の実績あり

仕事を辞めたくなるほどうざい上司の特徴7つ

①感情的すぎる

上司がイライラを抑えられず、感情をコントロールできない場合、その配下にいるメンバーはとても疲弊します。

機嫌のいい時もあれば、機嫌が悪くて口もきかない、部下に八つ当たりをする、物に当たるなど、気分のムラが激しいタイプもいて、非常に振り回されることもしばしば。

このような上司が近くにいると、常に気を使い、自分が疲れるだけでなく職場の雰囲気も悪くなりますよね。

常に上司の顔色を伺い、忖度しなければならず、非常に消耗してしまいます。

②言動に一貫性がない

業務のことで質問すると「自分で調べたのか」「何でも教えてもらおうとするな」という上司。

逆に、自分で考えて業務を進めると、今度は「違う。そうじゃない。なぜ最初に確認しなかったのか」と怒られる始末。

どっちなの…^^;

このように矛盾した上司の言動に振り回されると、部下は混乱し、モチベーション低下はもちろん、我慢しすぎるとメンタル不調に追い込まれます。

③退勤直前からの仕事アサイン

勤務終了時間が近づき「今日はもう帰れる!」と思ったタイミングで急な仕事を指示されるとテンションだだ下がりですよね。

プライベートで入れていた予定を変更しなきゃ・・・そんなことが続くとさすがに嫌になります。

自分だけでなく、約束していた相手にも迷惑がかかりますからね。

帰り間際に「今日中に仕上げて」というのも嫌ですが、「週明けまでに仕上げて」も週末のストレスとなりせっかくの休日がリラックスできなくなります。

④メンタル不調の社員をディスる

メンタル不調で休んでいる社員のことを「あいつはメンタルが弱い」「甘えている」「簡単に休まれて現場に迷惑がかかっている」など批判する上司。

自分も休んだら同じようにみんなの前でディスられるのかな・・・と思うと不安になりますよね。「明日は我が身」かもしれないと。

また、みんなの前でディスられている仲間のことを思うと気の毒だし、仕事のやる気も削がれてしまいます。

⑤大勢の前で否定する

大勢の前で仕事の取り組みやスキル、人格などを否定してくる上司もなかなか多いですよね。

みんなの前でズバッと言うことが育成だと思っていたり、それによって上司としての威厳を示そうとしたりします。

机を思いっきり叩いたり蹴ったり物に当たる場合もあったり。

自分が言われる場合もキツいですが、まわりの仲間が言われているのを見ることもなかなかキツいものがありますね。

ちなみに、大勢の前で暴言をはいたり罵倒することは完全にパワハラで、相手を精神的に傷つける行為です。

あまりに我慢しすぎるとメンタルを病むので注意しましょう。

⑥自分と違う意見は全否定

自分に絶対の自信があるというか、謙虚さがないというか・・・常に自分は正しいと思い込んでいる上司がいます。

部下やまわりの人間が違う意見を言うと、話の途中でも遠慮なく割り込んで話を最後まで聞こうとしません。

一度「ダメなやつ」認定すると相手にされなくなるので、部下はいつも相当な気を遣うことになります。

⑦サービス残業をさせる

業務量が多くチームがキャパオーバーになっていても、業務量を減らすどころか考慮もせず、ヘルプもしない上司。

世の中的にはどこの会社も残業削減の方針になっていますが、それ故に「残業は○○時間以上するな!」とプレッシャーをかけてきます。

そのため、部下は退勤打刻の時間をごまかしたり、上司に見つからないように仕事を家に持ち帰るなど、サービス残業の温床となっています。

サービス残業が多くなるほどプライベートや休息の時間が奪われ、メンタル不調に追い込まれていきます。

うざい上司への対処法

ハラスメント防止やメンタルヘルス・マネジメントが浸透し始めてきた現在において、どうしてこのようなうざい上司が横行しているのかと思うかもしれません。

このようなタイプの人間は配下チームに対しての態度と上に対する態度が大きく異なり、上の人間は表面的な部分しか見えていない場合があります。

配下で仕事をしている社員は感情を抑えて我慢しながら日々耐え続けることで、体調を崩し、メンタル不調に陥る危険性が高くなります。

しかし、下手に反発するのも上司の感情を逆撫でするため得策とはいえません。

現実的な対処法は以下となるでしょう。

対処法
  1. 相談する
  2. 異動を希望する
  3. 転職する

①相談する

一番危険なのは自分一人で抱え込み、気持ちがある日突然キャパオーバーになることです。

そうなることを未然に防ぐためにも、信頼できる相手にはやめに相談することが大切です。

上司のさらに上司に相談することで、上司の態度を牽制してもらえる可能性があります。

または、会社の相談機関(産業医、キャリアコンサルタントなど)や同僚、家族などに話を聞いてもらうだけでも随分と気持ちが整理され、楽になるものです。

②異動を希望する

相談しても上司の圧が止まらず耐えきれない場合、自分のストレスだけが溜まり、体調不良やメンタル不調を引き起こします。

なぜ何も悪いことをしていない、まじめに働いてるだけなのにこんな思いをしなければならないのか…そう思うととても悔しくなりますね。

残念ながら、どうしても問題解決できない場合、最後に取れる唯一の対策はストレス源から離れること。

上司の上司、または人事部に相談し、別の部署に異動させてもらえるように打診してみましょう。

③転職する

異動を希望しても実現までに時間がかかる場合や異動自体が却下された場合、思い切って転職するのは大いに「あり」です。

もしくは、そもそもそういったうざい上司をのさばらせている、もしくは「良し」としている会社の体質に問題があると捉える場合も転職が有力な選択肢になるでしょう。

社内異動できたとしても、他にも似たような管理職がいるかもしれないし、数年後にまた同じ上司と仕事をすることになるかもしれない心配も常にありますよね。

だとすれば、もはやその会社にしがみついていること自体がリスクになってきます。

世の中もっとホワイトな会社、自分に合った会社はたくさんありますから。

メンタルを病む前に自分からアクションを起こしましょう。戦略的撤退です。

転職準備のしかた

転職を考える場合、よほど貯金に余裕がある場合を除き、いきなり会社を辞めるのはおすすめしません。先に転職活動をしましょう。

なぜなら、転職が思うように決まらない場合に、生活の心配から転職先をすぐに決まりそうなところで妥協して選ばなければならなくなるからです。

なので、まずは転職サイトや転職エージェントに登録することが最初の第一歩です。

まずは定番の大手転職サービスに登録しましょう。リクルート系がやはり求人内容もサポートも充実していて安心です。

ある程度の時間をかけて転職が決まったら、現職の退職交渉に移ります。

上司や人事部に、転職が決まったため退職したい旨を伝えましょう。

ただ、そこで引き止めされたり、ひどい場合は非難されることもあるので、折れないように強い心をもって臨む必要があります。

ただ、それがどうしてもキツイ場合は退職代行サービスを活用するのも「あり」ですね。

2〜3万円ほどかかりますが、簡単・確実に退職できるし、現職会社との必要な退職交渉や手続きもすべて代行してくれます。明日からもう会社に関わらなくて良くなる!すぐに解放される!と思うとメリットはとても大きいですよね。

今すぐ縁を断ち切るには一番手っ取り早い方法なので「2〜3万円でスッパリ辞められるならいいよね」と感じる方は検討してみると良いでしょう。

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