
- コールセンターの短期バイトについて。案件終了後に同じ会社の別案件で働きたい場合、また応募し直さなければいけないの?
- それとも、一度働いた実績があれば、落とされることなく次の案件に移らせてもらえるのかな?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、コールセンター業界で15年の経験を持つマネージャーです。
何千人もの直雇用スタッフや派遣スタッフの採用、育成、定着に関わり、コールセンター運営をしてきたプロです。
こういった僕が、詳しく解説していきます。
コールセンターの短期契約満了後、希望すれば別案件に移らせてもらえる可能性が高い
コールセンターの短期バイトに就業した場合、希望すれば契約終了後は同じ会社内の別業務に移らせてもらえる可能性が高いです。
最初から約束されるわけではないですが、短期契約の終了日に近づくにつれて、そういった話も具体的に出てきます。
短期業務のみで都合良くつなげられるかはタイミング次第ですが、一度短期業務でその会社の雰囲気などが気に入れば、長期業務も含めて社内の別案件を検討するのも「あり」ですよね。
なので、もし希望する場合は、積極的にその思いを会社側に伝えていくことをおすすめします。
会社側は新規採用するよりも勤務実績のある人を囲う方が安心だから
希望すれば別案件で受入してくれる可能性が高いということですが、なぜ僕がそう言い切ることができるのか。
理由は、コールセンターは会社として常に沢山の案件を抱えているため、どこかしらの案件では常に新規採用をしているからです。
全く何も知らない人をイチから新規採用するよりは、すでに同社で勤務実績のある人材を有効活用する方が、会社側にすれば断然安心なんですね。
会社の規模が大きければ大きいほど当てはまります。
その場合、新たに応募し直すことなく、別案件に所属異動することができます。
コールセンターの採用は男女の出会いに似ている
新規採用よりも勤務実績のある人の方が採用しやすいという話は、恋愛の話に例えるとわかりやすいかもです。
マッチングアプリで初めて繋がる異性と、信頼のおける友人から紹介してもらう異性と、どちらが安心感ありますか?
しかも後者の場合、友人から先に写真も見せてもらえるし、その人の性格や人柄、趣味などの情報も得られますよね。
コールセンターの採用もそれと全く同じなんですよね。
別案件に移らせてもらえない場合の主な理由3つ
ただ、そうは言っても、希望すれば必ず叶うというわけではありません。お断りされるケースもあります。
その場合、ほとんどのケースで以下のどれかに問題があると会社側から見られています。
- 欠勤や遅刻・早退が多く、勤怠が安定していない
- 会社から求められる基準にスキルが達していない
- 管理者の指示に従わないなど、会社組織の一員として人柄に問題あり
上記のどれかひとつでも該当する場合は、契約満了後に別案件に移らせてもらいたいと希望しても、断られる可能性が高いです。
ただ、正直なところ、いくら同じ会社といえども案件が違えばコールセンターの業務内容、難しさ、雰囲気、人間関係などもガラッと変わります。
まるで別の会社にでも移ったのかというくらい変わることもあります。
なので、「同じ会社の」別案件にこだわる必要もそこまでないのかな……という気も僕としては正直していますね。
結論、普通にやっていれば希望は叶う
いずれにしても、まずは気軽に短期業務からでもコールセンターのバイトを始めてみましょう。
やる前から想像するのは不可能なので、とりあえずやってみながら、その会社に継続的に勤務したいのか考えるのが良いですね。
ちなみに、短期業務は契約期間が決まっているだけに、直接雇用よりも派遣スタッフを中心に採用することが多いです。
派遣会社は以下をおすすめしていますので、あまり詳しくない方は参考にしてみてくださいね。