
こういった悩みを解決します。
本記事では、コールセンター業務の中でも特に楽な仕事を8つ厳選して紹介しています。
ちなみに、この記事を書いている僕はコールセンター業界15年で、現在は上場企業でマネージャーをしている専門家です。
本記事を読むことで、楽な仕事の見極め方や、絶対に手を出してはいけない業務、さらに求人探しのコツまでわかりますよ。
3分くらいなので、サクッと最後まで読んでみてくださいね。
厳選!コールセンターの楽な仕事8選
コールセンターの仕事に興味があるけれど、なるべく楽な業務で働きたい!そんな人に僕がおすすめする業務は以下の8つです。
- 注文受け(受信)
- 修理手配(受信)
- 宿泊予約(受信)
- 深夜(受信)
- アンケート調査(発信)
- 督促(発信)
- 確認系(発信)
- セールス(発信)
受信4つ、発信4つの内訳になっています。
受信業務はお客からかかってくる電話に対応するお仕事、発信業務はこちらからお客に電話をかけるお仕事ですね。
1.注文受け(受信)
インターネットやカタログ、テレビなどの通販商品を購入したいお客から電話を受けて、注文受付をするお仕事です。
購入したい商品、お客の配送先住所、支払方法などをヒアリングし、商品の配達予定日などをお伝えします。
メディアで紹介された瞬間は入電数が増えて忙しくなりますが、落ち着くと逆に穏やかな時間も続くので、繁閑の波がありますね。
2.修理手配(受信)
会社設備や住宅設備、電気設備などの修理依頼を受付するお仕事です。例えば会社の複合機が故障したとか、道路の電柱が倒れているなどですね。
故障内容と所在地、担当者の連絡先を確認して、提携している修理会社に連携するだけ。
ただし、同じ修理受付でも電化製品の不良品対応など、「対個人」のものはクレーム対応が多い場合があるのでおすすめしません。
3.宿泊予約(受信)
ホテルや旅館の宿泊予約を受付するお仕事です。
あらかじめ決まったヒアリング項目を確認して、パソコンに入力しながら予約手続きを進めていきます。
宿泊予約だけでなく、プランや食事の内容、チェックイン時間、忘れ物などの問い合わせを受ける場合もありますが、マニュアル通りに対応するだけなので特に難しいこともありません。
4.深夜(受信)
業務内容というくくりとは違いますが、24時間対応のコールセンターでは深夜勤務を募集している場合があります。
22:00〜翌7:00とか、23:00〜翌8:00とかですね。深夜は基本的に入電数が少ないので暇な時間帯が結構あります。
しかも、労働基準法で深夜勤務(22時~翌5時)に対しては時給25%増しとするように定められているので、効率よく稼ぐことができます。
5.アンケート調査(発信)
アンケート調査は大きく分けると2種類あります。新聞社やテレビ局などが行う世論調査と、企業が自社商品の需要や顧客満足度を測るための市場調査です。
決められた質問項目に沿ってヒアリングしていくだけなので特に難しいこともありません。
しゃべってる時間はやや長いですが、同じような内容の繰り返しなので、慣れると口が勝手にしゃべる感覚になることも。
6.督促系(発信)
商品やサービスを購入したお客で料金未払いの人に対して督促の電話をするお仕事です。
一発目の初期対応であれば割とすんなり対応完了できることが多いですね。忘れてましたとか、すぐ払いますとかといった感じ。
ただし、しぶとく未払いを続ける人への二次対応以上になると、開き直ったお客のクレーム対応が発生する確率が増えるのであまりおすすめしません。
7.確認系(発信)
クレジットカード申込やローン申込などでシステムや書面に入力された内容を確認し、不備があれば電話で申込者に確認するお仕事です。
細かい文字や数字、入力箇所などの不備が確認できたら、加盟店へ確認内容を連携します。
営業要素なしなので初心者にも安心ですね。
8.セールス(発信)
テレアポ、電話営業とも呼ばれます。電話をかけて商品やサービスを案内し、契約を取る(または訪問のアポを取る)お仕事です。
基本的にトークスクリプト(台本)を読むだけですし、こう言われたらこう返すという切り返し集もあるので、会話がすべて想定の範囲内で展開する分仕事はシンプルです。
対個人よりも対法人、新規顧客開拓よりも既存顧客に対する業務を選ぶとクレーム対応が少なく安全なのでおすすめ。
楽な業務を見極めるには研修期間に注目しよう
コールセンターの楽な仕事を具体的に紹介しましたが、実際にはその他にもいろいろな選択肢があるでしょう。
しかし、楽な仕事の見極め方について原則がわかっていれば自分で判断することが可能です。
その答えはズバリ研修期間。
目安として、研修期間が1週間以内であれば簡単な仕事だと判断して良いでしょう。特に研修が1〜3日で終わる感じだとベストです。
逆に「1か月しっかり研修するので安心です!」という表現は、そもそも1か月みっちり研修しないと覚えられないくらい難しい仕事だという証明ですよ。
絶対に手を出してはいけない難しい業務3選
ここまでの解説で、コールセンターで楽な仕事をしたいときの見極め方についてはわかったと思います。
今回それだけでなく、初心者にやりがちな「絶対に手を出してはいけない難しい業務」についても紹介しておきますね。
これらの業務は「身近なサービスだから」や「会社のネームバリューがあるから」や「何となくカッコいいから」などの理由で始める人が多いです。
- 携帯電話会社など総合案内系
- 通販問い合わせ対応系
- 金融系(保険、クレジット、証券)
しかし、業務としてはとても奥が深くて覚えることもかなり多いので、初心者はよく苦戦する業務ですね。
研修期間も1〜2週間で座学は終わってもOJT研修でさらに2週間など、結局研修期間をトータルすると1か月になります。金融系は2〜3か月以上研修するのが普通ですし。
なので、研修期間の原則から考えても、やはり楽な仕事を求めている人は避けた方がいい業務です。
楽なコールセンター求人を探すコツ
ここまでで、楽なコールセンター業務の見極め方が理解できたと思うので、最後に求人探しのコツについて解説したいと思います。
結論、コールセンターで楽に働きたいなら、派遣の仕事で探すのが断然良いのでおすすめです。
というのも、派遣会社が儲かる仕組みとして、紹介した仕事で派遣スタッフが定着してくれないと儲からないシステムになっていることから、スタッフの希望に合わない無理な仕事は紹介してこないんですね。
- 派遣先企業が派遣会社に時間単価を支払う(例:単価1,800円)
- 派遣会社が自社の取り分を差し引く(例:25%の450円を差し引く)
- 差し引かれた残りが派遣スタッフの時給となる(例:1,350円)
そして、実際に派遣で求人を探そうと思ったときに、僕がおすすめしている方法はこちらの2つです。
- 派遣会社に登録して、希望条件に合った仕事を紹介してもらう
- 派遣特化型の求人サイトで自分で探す
1.派遣会社に登録して、希望条件に合った仕事を紹介してもらう
派遣会社に登録すれば、仕事内容や待遇など希望の条件に合わせて仕事を紹介してくれます。
派遣会社は業務の実情や職場雰囲気など把握しているので「実際この仕事ってどうなんですか?」とコーディネーターに相談しながら進めるのが安心という人は「綜合キャリアオプション」に登録するのがおすすめです。
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2.派遣特化型の求人サイトで自分で探す
「リクナビ派遣」は派遣特化型求人サイトの最大手です。タウンワークの派遣特化版みたいな感じなので、とにかく沢山の選択肢から探すのに適しています。
フリーワード「コールセンター」で検索して、ひたすら研修期間が1週間以内のものを探しましょう。
多数の選択肢のなかから一人で自由気ままに探したい人はこちらの方法がおすすめです。
綜合キャリアオプション:コールセンター求人に強い大手派遣会社
リクナビ派遣:派遣特化型の求人サイト最大手
ちなみに、綜合キャリアオプションとリクナビ派遣をおすすめする理由についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの関連記事もチェックしてみてくださいね。