コールセンターバイトで苦手克服できず辞めるのは甘い?【甘くない】

2か月でバイトを辞めるのは考えが甘いのか?

  • 人と話すことが苦手だけど改善したくてコールセンターに来た
  • やはり仕事が合わずに体調不良になった
  • 電話を取るのが怖くて出勤のたびに憂鬱だ

こういった悩みに答えます。

この記事を書いている僕は、コールセンター業界で15年の経験を持つマネージャーです。

何千人もの直雇用スタッフや派遣スタッフの採用、育成、定着に関わり、センター運営をしてきた専門家です。

こういった僕が、詳しく解説していきます。




バイトを辞めるのは甘くない。むしろ真剣に向き合っているからこその悩み

苦手を克服しようとコールセンターでバイトを始めたものの、馴染めず心身を壊すということですが、それで辞めるのは甘えでも何でもありません。

それに、好き嫌い、向き不向きがハッキリするコールセンターのバイトで、2か月で退職など珍しくもなんともないですね。

というのも、甘えというよりむしろ仕事に対して真面目に向き合っているからこそメンタルが疲れるわけです。

そして、自力だけで簡単に解決できない問題もあり、さらに追い込まれて心身の調子を崩すんですよね。

甘えどころか、一生懸命頑張っているがゆえの悩みなんです。

コールセンターのバイトに定着している人は、逆にそういった問題に対してそこまで真面目に考えていません。

何か問題が起きても、その根本解決を急がず、うまく気持ちを切り替えたり、スルーして真に受けすぎないタイプの人たちが多いんです。

将来の自分を守るのは今の自分だけ

仕事が合わないという点についても、前提としてコールセンターの仕事には相性がありますね。

仕事内容だけでなく、仕事の難しさや求められるスキルレベル、職場環境の人間関係や雰囲気など含めて。

僕に言わせれば、自分に合わない仕事を無理にズルズル続けることの方がいけません。

無理し続けると体調不良になるのは当然。

体調だけならまだしも、一度うつ病などメンタル不調に陥ると長期的に影響を受けますからね。

そうなる前に「ご縁がなかった」と早めに判断することが大切なんです。

我慢が美徳ではないです。むしろ大切な時期に判断できないことのほうが悪なんです。

将来の自分を守るのは今の自分だけ。

会社は責任取ってくれませんからね。

健康より大切なものは何一つない。限界サインを見逃さない!

バイトでメンタル不調のリスクを負う必要はない

とはいえ、ここまで読んだ方はもしかすると「そうは言っても我慢や辛抱も大切だ」と思うかもしれません。

もう一度前提を振り返りましょう。

正社員ならまだしも、バイトの話です。

バイトを馬鹿にするわけでは全くありません。ただ、バイトは生活費を稼ぐためのものであり、バイト自体が目的ではないはずです。

バイトの仕事についていけるかいけないかという課題に対して、うまくいかなかった場合に犠牲になるのはメンタル不調なんですよ。

バイトはそこまでのリスクを負う場所ではありません。

一度うつ病などのメンタル不調に陥ると、回復まで相当な時間がかかるんです。しかも、時間をかけても完全復活できる保証もありません。

そうなれば人生にも大きな影響が出ます。風邪とはわけが違いますね。

心身の調子を崩すなどの限界サインが出ている場合は、無理する段階はすでに超えているので、一旦ストレス源から離れることを優先してOKです。

結論、バイトを辞めるのは甘えではない

そういうわけで、限界サインが出てしまっている場合は手遅れになる前に、無理せず別の仕事を探しましょう。

今の仕事は、次の仕事が見つかるまでの辛抱だと思って。

終わりの見通しがつけば踏ん張る力も出てくるものです。

派遣会社に相談すれば、あなたがバイトで働いている間に仕事を探してくれるし、自分に合った仕事もコーディネートしてくれます。

先ほど触れた通り、コールセンターといっても仕事の難しさや定着のしやすさはセンターによってピンキリです。

もしコールセンターに再チャレンジするなら、初心者でも安心して続けられる仕事、あなたの能力に合った仕事を探してもらえるよう相談しましょう。

派遣会社は沢山のコールセンターの内情を知っているので、自力で探すよりもマッチング精度が断然良いですよ。

ちなみに、おすすめ派遣会社はこちらなので、あまり詳しくない方は参考にしてみてくださいね。

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2021年3月6日