【体験談】コールセンター正社員のマネージャーに転職成功した方法

転職成功
  • コールセンター正社員の求人にエントリーしても落ちてしまう。
  • コールセンター正社員のマネージャーポジションに転職したい。
  • 確実に面接で合格する方法が知りたい

こういった悩みに答えます。

結論から言うと、これらの悩みを解決する方法は素直に転職エージェントに頼ること一択です。

ちなみにこの記事を書いている僕は、コールセンター業界で15年の経験を持つマネージャーです。

転職エージェントを利用して、業界大手のコールセンター会社にマネージャーとして転職成功しています。

こういった僕が、詳しく解説していきます。




コールセンター正社員にマネージャーとして転職➜転職エージェントを利用

転職エージェントを活用して、上場企業のコールセンターにマネージャーとして採用されたときの体験談です。

このときの僕は、公務員を退職し、コールセンターバイトを5年、外資系企業のコールセンター部署での正社員経験を4年。合計9年の経験を積んだ段階でした。

転職に向けてまず行ったのは、転職エージェントに登録ですね。

求人を探してエントリーすると担当者が付いてくれて、応募書類の提出から面接対策、選考終了まですべての段階でフォローしてもらえます。

さらに、選考終了後の待遇交渉までしてくれて、いたれりつくせりでした。

メールや電話でのフォローがとてもきめ細かくて頼りになりましたね。

一次面接の対策

そんな中で、転職エージェントに一番助けられたのはやはり面接対策のフォローでした。

応募企業の基本的な情報に加えて、面接のポイントや予想される面接質問例なども教えてくれました。

企業情報に関しては、このような情報をまとめてくれていたので、企業のことをより深く知ることができ、「この会社で働きたい!」というモチベーションにつながりましたね。

  • 会社の魅力
  • キャリアパス
  • 就業環境
  • 残業事情
  • 有給取得
  • 年収レベル
  • 業界の魅力
  • 注意事項

こういった情報は自分で調べることが難しい内部情報なので、転職エージェントを通じてでないと得られない情報ですね。

さらに、僕が教えてもらった一次面接情報は、このようなものがありました。

一次面接のポイント
  • 実施内容:適性検査20分/面接30分~60分
  • 必ずHPを読み込むこと
  • コミュニケーション能力
  • 論理的思考力
  • 仕事に対するスタンス

なぜテレマーケティング業界、そしてその中でも、○○○○○という会社に惹かれたのかを自身の転職理由(退職理由)に紐付けてお話できるようにしてください。

ご自身の強みから上述の内容に繋げることも重要です。

また、ご自身の今までの人生(高校~現在まで)を振り返り、しっかり自己分析しておいてください。

会話のキャッチボールがスムーズで、どんな質問に対してもしっかり考えて自分の言葉で返していくことを意識してください。

転職理由や今後目指していくこと等に対して一貫性と納得感がある内容を話してください。

また、数字感覚(営業や店長経験であれば、売上や利益率などをきちんと理解し、意識的に改善していく視点をもっている)をもって業務に取り組むことが出来るかどうかも見られますので、そのような視点でご自身の経験を整理してください。

法人企業、オペレーター、社内関係者等、周囲のメンバーそれぞれの価値観を尊重しながら業務に取り組むことが出来るかどうかが見られます。

こういった情報から、エントリーした企業がどのような価値観を持っていて、どのようなポイントを採用面接で見ようとしているのかを把握することができました。

先ほどの面接のポイントに当てはめると、このように読み取ることができました。

  • コミュニケーション能力:会話のキャッチボールはスムーズに。自分の言葉で語ること。
  • 論理的思考:質問に対して先に結論、次に理由を説明することを徹底。PREP法(主張➜理由➜具体例➜主張)を使うと効果的。
  • 仕事に対するスタンス:社内外の関係者とお互いの価値観を認め合い、協力して業務に取り組むこと。売上や利益などの数字感覚をもつことが重要視されていること。

こういったことを意識しながら、面接時の回答に盛り込んでいけば良いんだなということがわかりました。

そして、面接で質問される内容も転職エージェントは把握しているので、あらかじめ面接の予想質問集をいただくことができました。

事前に回答を作り込んでいくことができたので、これがもう非常にデカかったですね。

実際に、僕がエントリーした企業の予想面接質問集はこのような内容でした。

一次面接過去問
  • 履歴書についての質問
  • 今までの経験を踏まえた自己PR
  • 職務経歴書をベースとした業務詳細
  • 現職の退職/転職理由
  • 同社に興味を持たれた理由(志望理由)
  • 同社に入社されて何をしたいのか? 何が出来るのか?
  • 問題が発生した場合、どのような手段を講じるか?
  • 仕事でうまくいかないときの対処法は?
  • 仕事でやりがいを感じる瞬間は?
  • 転職活動について求めること。転職先企業に対して求めることは?

これらの質問それぞれに対する回答を作り込んでいきました。

ビジネスの場ではまず結論から話し、次に理由を述べるということが推奨されています。まさに論理的思考ですよね。

そこで僕はそれぞれの回答にPREP法(主張➜理由➜具体例➜主張)を活用したんですが、結論➜理由に加えて、具体例も盛り込むことで、面接官の反応はかなり良かったですね。

自分でもかなりしっかり答えられている感触がつかめました。

PREP法
  • 主張:○○○だと考えます。
  • 理由:なぜなら○○○だからです。
  • 具体例:実際、○○○ということがありました。
  • 主張:なので、○○○だと考えます。

こういった考え方や話の組み立て方が身につくと、実際のビジネス現場でとても役に立ちます。

特に、クライアント企業とのプレゼンや交渉、報告会などですね。

なので、面接時にこういった組み立て方で回答できると、面接官の印象が爆上がりすること間違いなしです。

実際、転職エージェントからもらった予想質問例だけにしぼって対策したところ、本当に面接本番でも同じ質問だけがされたので、余裕を持って自信満々に回答することができました。

二次面接の対策

順調に一次面接を通過した後は、二次面接(最終面接)の案内が来ました。

二次面接についても同様に、転職エージェントの担当者から情報をもらうことができました。

熱意と心構えを中心とした選考になっているため、意図的に仕事の厳しさを伝え、お気持ちを伺うような質問を頂く傾向がございます。

担当役員、人事担当者とのご面接を予定しています。

一次面接同様ご経歴について、さらに入社後の活躍イメージを志望理由に絡めて熱意をお伝えできるとよろしいかと思います。

理論的思考も重視されていらっしゃいますので、厳しい問いが来ても慌てずに、お答えできる範囲で対応してください。

てっきり二次面接用に別の質問例が来るのかなと思っていましたが、特に新しい質問項目がなかったので一瞬頭の中が「?」でした。

二次面接では役員が出てきて、厳しいことを言われるかもしれないということだけはわかったので、ビビらずに「大丈夫です!」と強気で返せばいいのだなと理解しましたね。

それと、相変わらず論理的思考が重要視されているとのことなので、ただ単に「大丈夫です!」だけ答えるのは悪印象。

ここでもしっかりPREP法を活用しながら「大丈夫です!」という主旨の回答をすれば良いんだなと理解しました。

実際の二次面接でも、ほとんど一次面接と同じ質問しか出てこなかったですね。一次面接のポイントでも「一貫性と納得感」というキーワードが出てきた通り、一貫性+役員による人柄チェックなのかなと感じました。

あとは、「入社後の活躍イメージ」については質問されたので、まずは業務習得し、○年後にはセンター長になり、しっかり組織や人のマネジメントができるようになりたいという感じで答えました。

自力で転職活動しなくて本当に良かった➜転職エージェントは最強のパートナー

以上が一次面接と二次面接の出来事で、僕は晴れて採用面接に合格することができました。

しかも、その後の待遇(年収)交渉までしてくれて、転職エージェントには頭が上がらないほど感謝しています。

結局、転職エージェント担当者の情報通りの内容しか聞かれなかったので、必要最小限の時間で効率よく面接対策することができました。

ちなみに、なぜ転職エージェントがここまで詳しい内容を知っているのかというと、過去の応募者からどのような質問が面接でされたのか、面接官の人柄はどんなだったかなど事後アンケートや直接の会話などで情報収集し、蓄積しているからですね。

実際、僕のときも選考試験終了後にこういった情報をヒアリングされました。

だから、僕は転職エージェントは転職活動における最強のパートナーだと断言します。

もし転職エージェントの力を借りずに一人で対策していたら、確実に落ちていたと思われます。

今思い返すとゾッとしますね……。

素直に転職エージェントに頼っておいて良かったです。

コールセンター正社員に転職したい人は絶対に転職エージェントを利用するべき

以上、僕のコールセンター正社員の転職体験談でした。コールセンター正社員に転職したければ、転職エージェントを利用するべきです。

もし今コールセンターでバイトをしている人なら内部登用という手段もあるけれど、応募時期が決まっていたり、応募条件(勤続年数、上長推薦など)を得るのに時間がかかります。

内部登用は保険として考えて、まずは同業他社のコールセンター会社をターゲットにして、正社員ですぐに採用してくれる会社を探すべきです。

それでダメだったとしても今のままであり何の損害もリスクもありません。落ち着いて、内部登用のチャンスに備えれば良いだけ。

何度も言いますが、転職活動を自力でするのは成功率が低く、時間も労力も膨大にかかるのでオススメしません。

絶対に転職エージェントに頼るべきです。

転職エージェントを利用すれば最小限の努力と時間で結果が出せる

転職エージェントを利用すると、自力で転職活動するよりも格段に合格率を上げることができますよ。

とはいえ、一発で受かることは正直難しいので、まずは練習がてら複数社にエントリーしましょう。僕も3社に応募したうちの1社で合格しています。

転職エージェントは企業側からお金をもらうシステムなので、利用者からはお金を取りません。つまり、あなたは完全無料で使えるので利用しなければ損です。

厳しいことを言うかもですが、その無料サービスすらも利用できないようであれば、正直人生を動かすことはできません。

先延ばしにすれば必ず動かなくなるので、まずは転職エージェントに登録して、とりあえず一社でも良いのでエントリーするところまでを一気に進めてしまいましょう。

コールセンター正社員向けのおすすめ転職エージェント

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2020年12月18日