
こういった悩みを解決します。
この記事を書いている僕は上場企業でマネージャーをしつつ、国家資格キャリアコンサルタントとしても活動しているキャリアのプロです。
そんな僕も同じく、かつては派遣社員として働いていた時期が5年ほどあり、自分はみじめと思いながら悩み、働いていました。
そんな中で、自分に自信を取り戻したきっかけは、なんだかんだで正社員を目指して就活しようと決めたことでした。
本記事では、自信のない人でも自分の強みや特性に応じて正社員の仕事に就くコツを説明し、みじめな派遣人生を確実に変えていくための後押しをしていきます。
派遣社員のみじめさを解消するのに唯一必要なことは正社員を目指すと決めること
派遣社員のみじめな気持ちを解消するのに必要なことは、正社員を目指すと「決める」こと。たったこれだけで、あなたを苦しめている「みじめ」の呪いは溶けますよ。
なぜなら、みじめに感じる本質的な理由は、今の延長線上にある将来が漠然としているから。
しかし、今は派遣だけど、就活して一年後には正社員で働いているなどのゴールさえ決められれば、今をみじめに思うこともなくなるんです。
人の心が折れるのは辛く苦しい時ではなく希望を失った時だ。希望さえあれば人はどんな状況でも耐え抜けるが、希望を失えば人は簡単に潰れる。希望を捨てるな。人生を悲観するな。希望を持って生きてれば状況は必ず良くなる。最悪の状態がずっと続く事はない。明るい未来はもうすぐそこまで来ているよ。
— Testosterone (@badassceo) July 18, 2021
実際、僕も5年の派遣生活を終えて正社員になった頃から、みじめな気持ちは皆無になりました。
いや、正しくは、未来のために正社員の仕事に就こうと決断した瞬間からですね。
なので、派遣のみじめな気持ちを解消したいなら、なんだかんだで正社員を目指すと決めることが一番手っ取り早い方法といえます。
というのも、派遣で働くのがみじめだと感じるのは、ほとんどの場合、派遣と正社員とを無意識に比較している間ですからね。
派遣がみじめに感じる8つの瞬間
では、そもそも派遣で働いていることがみじめだと感じるのはどういった場面なのか考えてみましょう。それらをまとめると主にこんな場面があります。
- 知り合いに派遣で働いていることを明かしにくい
- いつ派遣切りされてもおかしくない弱い立場
- 派遣社員と正社員との格差
- 収入の少なさ
- 派遣先企業からのひどい扱い
- 契約満了後にまた別の派遣先を探さなければいけない
- 結婚しにくい
- 自分の市場価値が上がってる気がしない
1. 知り合いに派遣で働いていることを明かしにくい
久しぶりに合う友人と話す時、必ず出てくるお決まりの会話が「今仕事何してるの?」というもの。
でも「派遣だよ」とはなぜか言いにくかったりします。相手が正社員でバリバリ働いていると、何となく劣等感を感じてしまいますよね。
昔の友達と会うのも全然楽しみではなくなります。
2. いつ派遣切りされてもおかしくない弱い立場
企業にとって、基本的に派遣社員というのは代えのきく存在で、会社がピンチになったらいつでも雇い止め(契約更新しないこと)できる対象です。
正社員と違い、いつ仕事がなくなるかわからない不安定さがあるので、会社に嫌われないよう社員の顔色を伺ったりと気疲れします。
3. 派遣社員と正社員との格差
派遣は正社員と違い、ボーナスは支給されないし、給料も上がらないので、働くモチベーションを維持するのが困難です。
特に、ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休は、月給で働く正社員は楽しく羽を伸ばしているのに、時給で働く派遣社員は収入を減らさないために休み返上で労働せざるを得ないところがあります。
4. 収入の少なさ
正社員と比べて、派遣社員の給料は全然上がっていきません。
若いときには気にならないかもしれませんが、30代、40代、50代になってくると明らかに正社員の人との年収差は開いていきます。
平気で収入が倍違ったりしてくるので、生涯賃金でいくと1億円ほどの差が出ると言われています。
5. 派遣先企業からのひどい扱い
すべての職場でというわけではありませんが、派遣社員というだけでぞんざいな扱いを受けることがあります。
たとえば、ちょっとしたいじめの対象にされたり、出張のお土産のお菓子を正社員だけで配ってるとか。
メールアカウントが付与されないなど使えるツールが制限されていることも多く、業務に関する情報がなかなか共有されないことも格差ですよね。
そんな職場にいたら「自分の存在って……」と思ってしまいますよね。
6. 契約満了後にまた別の派遣先を探さなければいけない
契約満了だったり契約を延長してもらえなかったりすると、次の仕事を探さなければなりません。
しかし、いつも満足のいく求人が揃っているわけではないので、どこかで妥協しながら仕事を探さなければならないことも多いです。
そのようなネガティブな要因による職探しをこの先数年単位で延々と続けていかねばなりません。
仕事内容や待遇面で妥協が続くと「ああ、自分は派遣なんだよな」と再認識させられ、自己肯定感が下がるのはよくあることですよね。
7. 結婚しにくい
男性の場合、結婚したいと思うほどの彼女がいても、自分が派遣社員だと正直結婚しにくいですよね。
というのも、彼女の親に挨拶したところで「仕事は正社員じゃないの?」という反応をされるというのはよくある話。
また、いざ結婚したとしても、住宅ローンも組めないので、マイホームに憧れるタイプの彼女だったら期待に答えられない自分が非常にみじめに感じます(体験談)。
8. 自分の市場価値が上がらない
派遣社員だと任せられる仕事は単純な作業が多いので、スキルアップがなかなか望めないことも多いです。
そのため、成長を実感できる機会が少なく、自分の市場価値がなかなか上げにくいことから、自分に自信を持つのが難しくなります。
20代とか若いうちならまだしも、30代以上になって「やる気はあるけどスキルはこれから付けます!」は全く通用しないですからね……。
派遣を長く続けることの落とし穴
派遣がみじめに感じる8つの瞬間について解説してきましたが、根本的にはすべて正社員と比較して劣等感を感じていることに気づきましたか?
ただ、逆を言えば、正社員になりさえすればすべて解決するということでもあるんです。
気をつけなければならないのは、なんとなく派遣をダラダラ続けて年齢を重ねていくほど、いつの間にか正社員の就職がどんどん難しくなること。
というのも、30代になってからそこそこのホワイト企業に就職・転職しようとすると、マネジメント経験が豊富なスペシャリストやコネのある人じゃないと厳しくなります。
はっきり言って、普通の人が30代になってそこそこのホワイト企業へ転職するのは難しく、相手にされません。
入れたとしてもブラック企業のリスクが高くなります。
下手に派遣で働く自分を正当化するのは危ない
一方で、もちろん派遣で働くメリットもあります。例えば、こんな良いことがありますよね。
- 自由な時間を確保してプライベートを充実させられる
- 沢山の仕事や職場を経験できる
- 正社員より採用条件がゆるいので興味のある未経験職種にチャレンジできる
- Wワークや起業準備のための副収入を稼げる
- 時短などフルタイム以外の働き方ができる
ただ、こういったメリットを感じる人は、最初から正社員ではなくあえて派遣社員で働くことを目的としているので、そもそも「派遣でみじめ」だとは悩みません。
その人達にとってはそれが正解ですし、それを否定するつもりもありません。
しかし、好き好んで派遣社員をしているわけでもないあなたがこれを真に受け、派遣のままダラダラ働いていても、あなたの悩みは解決されないままです。
気づいた頃には手遅れで、いざ正社員を目指して就活しようと思った時にはものすごく不利な状況に陥るので、自分に都合の良い解釈をして派遣に甘んじている自分を正当化しようとするのは危険ですよ。
自分をだましだまし働くのはもうやめよう
派遣社員としての働き方にはメリット、デメリットありますが、これまで説明してきたように、一般的にはデメリットの方が断然多いんです。
派遣の働き方を最初から望む人は少なくて、正社員になれなかったから仕方なく派遣社員として働いている場合が多いですよね。
なので、本来フルタイムで働ける条件の人であれば、あきらめずに正社員を目指すことを強くおすすめします。
正社員から派遣にはいつでもなれますが、派遣から正社員になるのは本当に難しくなりますからね。
とはいえ自信もないし就活で成功できる気がしない
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リクナビのグッドポイント診断、同じような問題多すぎて頭おかしいのかって思ったけど、分析結果の文章だけ読んでるとああ、これ俺だわってなるから謎
いがいと分析は客観的に見てあってると思った— ERROR (@ERRORJP) May 31, 2019
まとめ
本記事についてはこれで以上です。振り返ると、派遣がみじめだと感じるのは、正社員と比較したときの差が気になるからですね。
それを根本解決したいなら、正社員を目指すと「決める」ことがまず必要です。
必ずあなたにフィットする仕事や職場はあるので、時間がかかってもあきらめずにコツコツ情報収集することが何より大事。
そして、すぐに結果を出そうとするのではなく、一年がかりで納得できる仕事を見つけるくらいの感覚でいきましょうね。
- 正社員を目指すと「決める」こと
- リクナビNEXTのグッドポイント診断で自己診断すること
- スカウト機能で提案される仕事をチェックする
ただこれだけです。未来の目指すべきゴールが明確に決まれば「みじめ」の呪いは溶けます。
大事なのは決断して動き出すこと。
時間をおくと必ずダルくなって動かなくなるので、絶対に今すぐ行動を開始してくださいね。転職サイトに登録するだけならわずか5分ですから。
呪いを説いて未来の自分を救えるのは今のあなたの行動のみですよ!