仕事になぜか疲れる…。疲労蓄積のサインと原因、対処法を解説

  • 最近仕事の疲れが溜まってきた
  • なんで、こんなに疲れてるんだろう
  • 疲れが蓄積したらどう対処すればいいんだろう

こういった悩みに答えます。

本記事では、疲労が溜まった時に出現するサインや疲れの溜まる理由、疲労が蓄積してきた時の対処法などについて解説しています。

最近、前よりも仕事の疲れを感じるようになったという方には必見ですよ。

この記事を書いた人

つと
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 東証一部上場企業のマネージャー職
  • 1,000人以上の採用、育成の実績あり
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仕事の疲労が溜まった時に出るサイン

仕事で疲労が溜まると仕事だけでなく私生活にも影響します。しかし、疲労が溜まっていることは自分で自覚のある場合もあれば、自覚のない場合もあります。

ここでは、仕事の疲労が溜まると出やすいサインについて見ていきます。

集中力がすぐ切れる

体調が万全の時は頭の回転も良く、集中も続くため、気づいたらかなりの時間が経過していると感じる時がありますよね。

しかし、疲労が溜まっている時はその逆で、頭の回転も悪く集中力も保たないため、仕事が全然進みません。

文字を読んでも頭に全く入ってこず、考えても頭の中で考えがまとまらなかったりします。

普段と比べて明らかに集中力が保たないと感じる時は、こまめに休憩を入れて頭をリフレッシュさせるようにしましょう。

夜眠れなくなる

仕事のストレスやプレッシャーが強く、心が疲れている場合は、夜眠りにくくなり十分に睡眠が取れなくなります。

睡眠不足はさらなる疲れを生み、思考力や集中力、気力、メンタルなどのコンディションに悪影響を及ぼします。

負のサイクルが進むほど慢性的な疲労となり、体調にも現れるようになるので、早めに対処が必要です。

熟睡するまでの時間を差し引いてもまとまった睡眠時間が取れるように、普段よりも早めに布団に入りましょう。

布団に入る1時間前に入浴したり、寝る前にマッサージしたり、アロマなどでリラックスするのも効果的です。

気力がない

仕事の疲労が溜まると仕事だけでなく退勤後や休日などのプライベートでも気力が削がれ、何もできなくなります。

本来好きであることや趣味なども楽しむ心の余裕がなくなったり、とにかく何に対してもやる気が起きません。

心身をリフレッシュすることができないまままた仕事が始まり、徐々に身も心も消耗すると、仕事のパフォーマンスが下がってミスも増えるし、それがまたさらなる疲れを呼ぶもの。

このように無気力状態になっていると気づいた時は要注意です。

メンタルが不安定になる

仕事の疲労が溜まると気持ちの余裕がなくなり、ちょっとしたストレスでもイライラが抑えられず、人や物に当たるようになります。

もしくは感情をコントロールできずに泣いてしまったり。

自己中心的になり、相手やまわりの視点で考える余裕もなくなるので、非常に視野が狭くなり、自分の仕事やまわりとの関係性がうまくいかなくなります、

最近すぐにイライラする、気分の落ち込みが激しく涙が出るなど、メンタルの不安定さを感じた時は注意が必要です。

食欲が落ちる

疲労が溜まると気力が落ちていろいろなことにやる気が持てなくなりますが、食べることに感じても影響することがあります。

本来生きるのに大切な食事ですら、食欲が落ちたり面倒だと感じて抜いてしまうことがあります。

食事は生きるためや体調を整えるための栄養接種だけでなく、美味しいと感じて感動したり、複数人で一緒に食事を取れば他者との良い交流機会になったりします。

食事は心身ともに癒し、リフレッシュしたり活力を呼ぶものです。食欲低下が続くときは対処法を考えた方が良いでしょう。

仕事の疲労が溜まる理由

仕事の疲労が溜まる原因は、仕事内容そのものによるものと、仕事をする環境によるものが考えられます。

疲労がキャパを超える前に、自分の疲労は何が原因になっているのか見極めることが大切です。

ここではよくあるケースについて解説していきますので、自分にどれほど当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。

仕事量が多すぎる

仕事量が多すぎると所定時間内に片付けることが難しく、残業を含めた長時間労働になりがち。

いくら仕事が好きで苦にならないという人でも、長時間仕事で拘束される日が続くと身体的、精神的にかなりの負担がかかります。

月に30時間以上当たり前に残業している人は要注意です。

人間関係が良くない

職場の人間関係は従業員のモチベーションやストレスに大きく影響します。

例えば、思っていることを発言しにくい、困った時に質問しにくい、同僚と気軽にコミュニケーションが取れない、上司が苦手など、職場の風通しが悪いと気持ちが疲弊する一方ですよね。

このように気疲れする毎日が続くと、自分でも知らず知らずのうちにメンタル的な疲れが溜まってしまいます。

十分に休めていない

当たり前にですが、しっかりとした休息が取れていないと疲労を感じやすくなります。

例えば、長時間や繰り返しの残業、休日出勤、プレッシャーが強い環境で日々働いているなど、疲れの原因はさまざま。

身体的にも精神的にもしっかりと休息を取り、リフレッシュできないと疲れは蓄積していく一方ですね。

自分に合ったストレス解消法やリフレッシュ方法を持っていない人はとてもしんどくなります。

自分のスキルや経験が生かせない

仕事で自分のスキルや経験を生かし、成果をあげることができれば自信になるし、前向きに仕事に向き合えるようになりますよね。

しかし、その逆で、スキルや経験を生かせず成果も出せないとなると、自信を失いとてもネガティブな思考になります。

些細なことにも気になるようになり、精神的に疲れやすくなったり、心の不調が体に出るようになったり、無理して続けると心身ともに不調になります。

ストレス解消できない

仕事で蓄積したストレスも疲れの原因となります。

自分ではストレスを感じていないつもりでも、無意識的にストレスは溜まっていくもの。

趣味や好きなものに没頭したり、頭の中を空っぽにしてひたすらダラダラする時間を作ったり、体を動かすなど、ストレスを解消する手段を持てると良いでしょう。

仕事の疲労が蓄積したときの対処法

仕事の疲労を解消せずにそのまま放置すると、心身ともに調子を崩す原因となります。

それを未然に防ぐために、自分で疲労の原因を特定し、対処することが重要。

ここでは、仕事の疲れを感じた時にできる対処法について解説をしていきます。

しっかりと食事を取る

仕事が忙しかったり元気がないと食事を抜いてしまうことがあるかもしれません。

しかし、それでは疲れやすくなりますし、元気が出てきません。

1日3食を守り、きちんと栄養を摂ることを心がけましょう。

しっかりと睡眠を取る

人間は睡眠している間に脳内を整理すると言われています。

一定時間の睡眠を取らなければ疲れを落とすことはできず、体も頭もリフレッシュすることはできません。

睡眠不足が続くと疲れが取りきれないまま翌日の疲れも蓄積していきます。

ショートスリーパーという言葉もありますが、実際にはほんのひと握りであり、ほとんどの大人は6時間睡眠では足りないと言われています。

生活リズムを整え、できるだけ1日7時間睡眠を確保できるようにしましょう。

ゆっくり入浴する

お風呂に入ると心と体がリラックスし、疲れを取ることができます。

リラックス効果を上げるためにアロマを使ったり、半身浴で読書したり、いつもの入浴にひと工夫加えるのも良いかも。

睡眠の1時間前に入浴し終わると、よく眠りやすくなることが証明されているので、一石二鳥です。

運動する

体を動かす習慣がない人は無理にたくさん運動しようとせずに、無理のない範囲で日常に軽い運動を取り入れてみましょう。

運動すると余計疲れるのではと思う人もいるかもしれませんが、軽い運動は逆に心身のストレス解消やリフレッシュなどの効果があります。

ウォーキングやジョギング、サイクリングなど気軽に始められるものから始めてはいかがでしょうか。

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ちなみに筆者のオススメはNintendo Switchのフィットボクシング。自宅で手軽に楽しめます。

10分コースから気軽に始められますし、消費カロリーやカラダ年齢などのデータが見られるのも楽しみです。

かわいい、かっこいいキャラクターがトレーナーとして励ましてくれるのでやる気が湧いてきます。

映画鑑賞する

仕事の疲れやストレスを解消するには何かに没頭して忘れることも有効な方法のひとつ。

それが最も手っ取り早いのは映画です。いつの間にか感情移入したり、感動して泣いたり笑ったり。

いつの間にか映画の世界に引き込まれ、仕事の悩みから解放されます。

サブスクの見放題サービスなら格安でたくさんの映画が見放題なので、コスパが高くて手軽なのでオススメです。

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その他にもYouTubeやNetflix(別途契約が必要)などもテレビで楽しめるようになるので、動画を普段スマホでしか見ていない人にはオススメですよ。

Fire TV Stickの最新版はこちらのリンクから確認できます。

音楽を聴く

映画だけでなく好きな音楽を聴いてリラックスしたり楽しい気分になったりも良いですね。

癒しのヒーリングミュージックで気持ちが落ち着いたり、昔よく聴いた懐かしい懐メロも過去を思い出して楽しくなりますよね。

気持ちが休まったり気分転換できれば普段の疲労も少し忘れていくかもしれません。

休みをもらおう

仕事の疲労で身体的や精神的に支障をきたしている時、まず手っ取り早いのは仕事を休むことです。

早めに対処すれば、すんなりリフレッシュできるでしょう。あまりに疲れている場合は、数日まとまった休日を。

一旦仕事から離れて距離を取ることで気分転換になったり、ゆっくり自分を振り返ることもできます。

仕事の疲れや悩みがどこから来ているのか一度落ち着いて考えてみましょう。有効な対処法が見つかるかもしれません。

業務内容を見直す

自分が担当している業務がそもそも自分に合っているのか、改めて見直してみましょう。

業務量は適切か、自分のスキルや経験が生かせるか、やりがいや興味を持てる仕事か、将来につながる仕事か、人間関係に無駄に消耗していないかなど。

自分の許容範囲を超えるくらい、自分が我慢している仕事、モチベーションが持てない仕事であれば、社内異動を希望するのもひとつの手です。

上司に相談する

業務内容を見直して疲労やストレスの原因がわかったら、上司に相談してみましょう。

親身に聴いてくれる上司なら何かしらの改善策やアドバイスがもらえるかもしれません。

根本解決まで至らなかったとしても話を聞いてもらうだけでも気持ちが整理され、ストレスが解消されることもよくあります。

転職する

自分の業務内容を振り返ってみて疲労やストレスの原因を突き止めたとしても、現実的に解決がどうしても難しい場合もあります。

そういう場合は甘んじて我慢し続けるか、転職するかの二択になるでしょう。

転職したからストレスの全くない完璧な職場に出会える保証はありませんが、少なくとも今置かれている状況よりも良くなる可能性は十分あります。

むしろ、職場環境や業務内容そのものを変えることは簡単ではなく時間も労力もかかるもの。

そういう意味では、転職ら最も手っ取り早く悩みを解消できる手段になり得ます。

仕事の疲労が溜まったら一度立ち止まってみましょう

仕事の疲れには身体的疲労と精神的疲労があります。どちらのケアも大切で、何もせずに放置すると体調不良やメンタル不調につながります。

本記事の内容に該当するものがある人は、対処法など参考にしてもらえれば嬉しいです。

限界を超えて心身の不調をきたす前に、一度立ち止まって考えるようにしましょう。

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