泣くほど仕事が辛すぎて辞めたい人へ。しんどい理由と対処法10選

仕事のことを考えると「会社に行きたくない」と憂鬱な気分になります…

こういった悩みに答えます。

憂鬱な気分をそのまま我慢し続けるのはとても不健康。

本記事では、会社に行きたくない憂鬱な気分になる原因や、我慢して仕事を続けることの影響、仕事への向き合い方について解説していきます。

この記事を書いた人

つと
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 東証一部上場企業のマネージャー職
  • 1,000人以上の採用、育成の実績あり

仕事が泣くほど辛すぎるのは心が疲弊しているから

就寝時や起床時、通勤中に仕事のことを考えると、吐き気がしたり、突然涙が出ることってありますよね。

仕事に行きたくないなんて甘えだ…そのように思い詰めてしまうかもしれません。

しかし、このような状態は誰にでもなり得ることであり、心のSOSサインなのです。

甘えでも何でもなく、心が疲弊し切っている状態なので、このサインを無視して我慢し続けると体調を崩し、鬱病などのメンタル不調になります。

あまりに会社へ行きたくない憂鬱な気分が強い場合は一度しっかり自分と向き合い、憂鬱な原因や今後の対処について考えることが大切です。

仕事が泣くほど辛く感じる原因

仕事に行きたくなくて憂鬱な気分でも、その原因さえ把握できれば対処法を考えることができます。

ただ、自分でも憂鬱になる原因に心当たりがない場合は対処法が見つかりにくく、少し厄介です。

そこで、仕事に行きたくなくて憂鬱になる原因としてよくあるパターンを解説していきます。

自分に当てはまるパターンがないか見ていきましょう。

疲れが溜まっている

大事な仕事を控えている時や仕事の量が多い時は、自分が思っている以上に負荷がかかっていることがあります。

十分な休息や睡眠が取れていないと身体的・精神的な疲れが取りきれず、日々積み重なってしまいます。

そのような状況が続くと心身ともに疲弊し、気力も失う一方です。

仕事が多忙すぎ

休息や睡眠はしっかり確保しているが、とにかく仕事量が多くて負荷がかかりすぎている場合があります。

自分に仕事が集中しやすい状況や、そもそも人員不足の職場にいる場合、仕事に忙殺されてしまいます。

いつも業務に追われていると、だんだん仕事が憂鬱になり、会社に行きたくなくなりますよね。

仕事の荷が重い

仕事が向いていないと感じたり、自分の能力を超える仕事をアサインされ、仕事の荷が重いと感じることがあります。

適度なプレッシャーは成長するために必要なことですが、度を超えたプレッシャーは精神的にキツく、かえって仕事の意欲を阻害してしまいます。

仕事でミスを連発

仕事でミスを繰り返すと「仕事に向いてない」と落ち込みますよね。

徐々にまわりの信頼を失い、自分に対する期待値も下がるため、大事な仕事を任せてもらえなくなるでしょう。

そうなると自分に対する自信を失いますし、カバーしてくれるまわりに感じる申し訳なさも増大し、仕事に行く気力も失っていきます。

通勤が億劫

バスや地下鉄、JRなどの公共交通機関で通勤している場合、混雑時のラッシュは非常にキツいですよね。

会社に行き来するだけでも非常に疲れます。

単に通勤時間が長い場合も、朝は早く、帰りも遅くなるため、休息や睡眠の時間が十分確保できず、会社に行くのが苦痛になります。

辛すぎる仕事を我慢しながら続けることのデメリット

仕事に行くのが憂鬱なのに我慢して仕事を続けるのは危険です。

どのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

仕事のミスが増える

憂鬱な気分のまま仕事に無理矢理行くと、仕事中にも余計なことを考え、仕事に集中できなくなります。

そうすると、簡単にケアレスミスをするようになり、まわりからの印象も悪化します。

そんな自分を「ダメなやつ」と自ら追い詰め、それが更なる憂鬱を生みます。

職場関係を悪化させる

憂鬱な気分のまま仕事することで、仕事の効率や品質を落とし、自分に対する評価を自ら下げることになります。

やる気がないとまわりに勘違いさせるので、職場の人間関係にも悪い影響を与えてしまいます。

心身ともに調子を崩す

憂鬱なのに無理して仕事に行き続けると、確実にメンタルを蝕んでいきます。

そうなると、ストレスが体調不良に表れ、ひどい場合はメンタルを病んで鬱病になります。

一度メンタルを崩すと回復には長い時間がかかりますし、必ずしも元通りに完治しない場合もあります。

泣くほど辛すぎて会社に行きたくない時の解決方法

これまで、会社に行きたくないと思うよくある理由や、我慢し続けることのデメリットについて触れてきました。

ここからは、憂鬱すぎて会社に行きたくない時の対処法について解説していきます。

社内異動を希望する

仕事の中身や環境に問題がある場合、社内異動するのが比較的手っ取り早い解決方法です。

部署が変われば仕事内容や職場環境も変わるので、ストレスから一気に解放される可能性があります。

テレワーク主体で働く

仕事内容は良いけど職場環境に問題がある場合、その空間から離れて仕事をすることを考えましょう。

苦手な相手と直接対面しなくて良い分、気持ちが楽になるでしょう。

テレワークのできる仕事の場合は会社に打診してみましょう。

リフレッシュ休暇を取る

仕事の忙しさに気持ちが滅入っている場合、一度ストレス源から離れてまとまった休みを取ることもオススメです。

趣味に没頭したり、ひたすらダラけて過ごしたり、旅行で非日常を楽しんだりしましょう。

しばらく頭から仕事のことを取り除くことで気持ちがリフレッシュされ、仕事の意欲が戻ってくることもあります。

悩みを相談する

気持ちが落ち込んでる時や強いストレスがかかっている時、自分一人で抱え込むことは体調不良やメンタル不調につながりやすく危険です。

上司や同僚、家族や友人、恋人などまわりの人に今抱えている悩みや心配事、ストレスについて話し、聴いてもらいましょう。

自分でも驚くほど、話しているうちに頭の中が整理されて気持ちが落ち着いたり、解決に向けたヒントに気づいたりすることもありますよ。

気分転換する

通勤中に元気の出る音楽を聴いたり、外に出たくなるようなお気に入りの服を買ったり、スマホケースや手帳などちょっとしたグッズを変えてみたりなど、自分の気分が上がりそうなことをすると、うまく気分転換できるかもしれません。

会社の近所に住む

通勤ストレスや早起きが苦手といった場合は、会社の近くに住むことでストレス源を断つことができます。

実は、会社に着くまでが一番ツラくて、会社に着いてしまえば何だかんだ仕事モードになれる場合も結構あるもの。

そういうパターンには会社の近所に引っ越すのも有効な解決方法のひとつです。

生活リズムを整える

夜ふかしや食生活の乱れなど、生活習慣が乱れている場合は、それだけで体に負担がかかっています。

きちんと食事を取り、歩きや階段など少しの運動と、睡眠7時間を確保するなど、生活習慣を整えることで身体的、精神的な余裕が生まれます。

好きなことに没頭する

仕事のことを考えると憂鬱になるなら、仕事のことを考えるのを強制的にやめましょう。

趣味がある人は趣味を。

趣味がなくても、ゲームをしたり、漫画を読んだり、映画を見たり、ひたすら寝たり、何でもいいので好きなことや楽しいと思えることに没頭しましょう。

できればまとまった日数を確保して仕事から離れてほしいですが、無理でも日常的にオフの時間を確保できると気持ちの切り替えがしやすくなります。

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体を動かす

なかなか体を動かす習慣がない人は、エクササイズを取り入れてみると良い気分転換になります。

ジョギングや筋トレ、ストレッチなど、できることから無理ないペースで始めてみましょう。

適度な運動は心身をリフレッシュさせ、夜もぐっすり眠れます。

転職する

仕事の中身や環境に問題があり、これまで提案したどの方法でももう解決が難しい場合、やはり最終手段は転職です。

転職が決まれば一緒に仕事をする人間関係も、業務内容もすべてが変わり、これまでどんなに悩み苦しんだことも、一気にすべてが解決します。

まるでテレビゲームで都合が悪くなるとリセットしてやり直すのと似てますね。

とりあえず、大手転職サイトや転職エージェントに登録して、興味のある求人が出ているかチェックしてみましょう。

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