
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、2020年11月にメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種とⅢ種を同時で一発合格しました。
独学・最短で結果を出すことができたので、これから受検する方々向けの参考に、僕が実際に採用したノウハウをそのまま解説したいと思います。
メンタルヘルス・マネジメント検定合格に必要な勉強時間は40時間
基本的に、こういった資格試験は過去問を解くのが王道の勉強法です。メンタルヘルス・マネジメント検定も例外ではありません。
必要期間はメンタルヘルス・マネジメント検定の場合、1か月あれば十分です。Ⅱ種で1か月、Ⅲ種で1か月。両方ダブル受検する場合は合わせて2か月見ておけば十分でしょう。
1か月の内訳は、週10時間✕4週間で、計40時間です。
週10時間の捻出のしかたは様々ありますが、僕の場合は以下のようなやり方でした。
- 平日:朝の通勤20分+仕事後の1時間
- 土曜:3時間まとめて集中
- 日曜:おやすみ
実際に使った参考書と使い方を紹介します
必要な参考書は大阪商工会議所から出ている公式テキストと過去問題集のセットです。実際に僕もこの教材で勉強して一発合格しました。
試験を受ける方はこれだけ揃えておけばオッケーです。
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種の参考書
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の参考書
参考書の基本的な使い方
公式テキストと過去問題集は必ずセットで用意してください。
メイン教材は過去問題集なので、ひたすら問題を解きましょう。本の前半が問題、後半が回答&解説になっています。
公式テキストは辞書的な位置づけです。過去問を解いて答え合わせをし、気になるものやわからなかったものについては公式テキストで都度確認していきましょう。
過去問題集の解説には必ず公式テキストの該当ページが記載されているのですぐに調べられます。
まともに公式テキストから入ろうとすると情報が膨大過ぎて眠たくなります。勉強が進みません。そのくせ何が重要な情報なのかもわかりません。実際、最初は僕もそうでした。
そのため、過去問題集をメインに効率よく知識をつけていきましょう。
効率の良い勉強方法「バッテンメソッド」を教えます
ペーパーテストの試験で僕が昔から使ってきたバッテンメソッドを紹介します。僕は学生時代からこのメソッドを使っていて、高校は地元の進学校、大学も国公立大学に一発合格しています。
もちろん、メンタルヘルス・マネジメント検定のⅡ種、Ⅲ種も同じやり方で一発合格しました。
その詳しいやり方は以下の通りです。
1週目:
正解したら「/」を付けていく。
不正解は何も付けない。
2週目:
2回目の正解に「\」を付けて「×」にする。
1回目の正解に「/」を付ける。
不正解は何も付けない。
3週目:
「×」になっているものは飛ばす。
2回目の正解に「\」を付けて「×」にする。
1回目の正解に「/」を付ける。
不正解は何も付けない。
※全てが「×」になるまで繰り返す。
早い人なら時間が余ると思います。実際、僕も2週(☓)といわず3週(☓/)しました。ただ、すべてに「☓」を付けられた状態であれば、「☓/」にするのは簡単です。
この勉強法が最も効率的で効果的な理由
正直、この勉強法で100点を取ることはできません。ただ、80点を取るのには最も効率的な勉強法です(合格基準は70点)。
合格する上での必要最低限の知識が身に付けられて、かつ出題形式にも慣れることができます。
実際、僕もこの勉強法でⅢ種で84点、Ⅱ種で82点を取りました。以下はその証拠としてWEB成績表のスクショです。

しかし、そんな勉強法で肝心な中身が理解できるのかと疑問を持つ方もいるかもしれませんが、結論、問題ありません。
ビジネス現場で必要になる実践的な知識がこの80点に凝縮されているからです。
また、隅々、細部まで勉強して100点を取ったとしても、どのみち細かいところは忘れます。
なので、繰り返し言いますが、過去問題集による80点勉強法が最も効率的で効果的なのです。
まとめ
とにかく公式問題集がすべて完璧に解けるようになれば合格です!
繰り返し言いますが、100点を取る必要はなく、合格基準の70点が取れれば勝ち。そのためには、「80点を目指すのに最も効率的な勉強法」でサクッと合格しちゃいましょう。
メンタルヘルス・マネジメント検定を持っていると自分自身のストレス対処や職場のメンタルヘルスに詳しくなるのはもちろん、人事や転職の際に多少の箔が付きますよ!
メンタルヘルス・マネジメント検定に合格するために、
- 必要な勉強時間はどれくらいか
- どの参考書を使えば良いか
- 効率の良い勉強法が知りたい