
- 何のスキルもないけど、このまま派遣で働いてて将来大丈夫かな?
- 特別スキルがないままだと将来困るのかな?
- ノースキルの人が転職成功するにはどうしたらいい?
こういった疑問に答えます。
その答えは、何のスキルもないまま派遣で働き年を重ねるのは、正直危険すぎます。不安定すぎて、将来絶対に苦しむことになります。
なので、そうなる前に対策しておくことが絶対的に必要です。20代、30代までのうちに必ず派遣バイトは卒業しておきましょう。
ただ、安心してください。僕も元々は同じ境遇でした。
何のスキルもないまま派遣バイトで20代を過ごしましたが、その後正社員の仕事で安定的な生活を手に入れることができました。
本記事の通りに、ひとつだけ「小さな一歩」を踏み出すだけで、あなたも人生を変えることができますよ。
ちなみに、この記事を書いている僕は、コールセンター業界で15年の経験を持つマネージャーです。
10代〜70代の派遣スタッフを採用し、仕事を任せている立場です。
何のスキルもない人が30代までに派遣を卒業して転職するべき理由
冒頭でも触れたように、派遣の仕事をずっと続けることは非常に不安定です。
ただ、僕の仕事であるコールセンターでも40代〜70代の派遣スタッフが男女問わず大勢います。でも、よく考えてみてください。
高卒18歳の派遣バイトと同じ給料です。
しかし、年を重ねるほど体力も無くなり医療費がかかる分、手元に残るお金は少ないですよね。
生活は不自由になる一方。
それなのに、いつ派遣切りされてもおかしくない立場。
さらに、30歳を超えて派遣バイトをしていると、そろそろ社会的にも肩身の狭い思いや劣等感を感じるようになります。
もしかすると「派遣でも生活するだけなら何とかなるじゃん。馬鹿にするな。」と思う人もいるかもしれません。
でも、そんなのはただの言い訳です。
派遣バイトの立場を抜け出せない人が自分を合理化し、必死に自己肯定するための苦し紛れな言い分です。
普通に考えて非正規よりも正規雇用の方が安定してるし、もしくはフリーランスで企業に頼らず自力でしっかり稼いでいける方が安心ですよね。
決して馬鹿にしているのではなく、客観的な事実を述べているのです。
後で取り返しのつかない状況になる前に、今ここで現実逃避せず、きちんと問題に向き合い対処していくことが重要です。
ノースキルの派遣で年を重ねることで後々不利になること3点
ノースキルの派遣スタッフでいることが将来不安定だと言いましたが、まだ少しフワッとしていると思います。
そこで、もっと具体的に、どういった問題が将来的に生じてくるのか考えていきます。
問題①:派遣は長期で採用することを前提としていない
そもそも派遣の仕事は長期就業を前提としていません。最長でも派遣のまま就業するのは法律で3年がリミットとなっています。
つまり、最低でも3年毎に仕事を変えていかねばならないということです。
ただ、20代、30代ならまだしも、ノースキルの年配者となると正直採用のハードルもどんどん高くなっていきます。
今は法律的に年齢を理由として応募に制限をかけたり不採用にすることは禁止されていますが、実際のところ裏では年齢で採否を決めることは依然としてありますからね。
そうなってくると、毎回希望通りの仕事に就けるとは限らず、選択肢のないまま不人気案件を派遣会社の言いなりに押し付けられる羽目になることさえあるということです。
また、企業にとっては都合が悪くなったらいつでも雇い止めできることから、派遣スタッフとしてはいつ仕事がなくなってもおかしくない状態だということは覚悟しておく必要があります。
問題②:AIが単純作業を奪う
派遣の仕事を脅かす要因は、他にもAIの発達があります。
僕がマネージャーとして見てきた業務にもAIが自動的に対応しているものがありました。
お客様から来たメールの問い合わせに自動で返信するというものです。
もちろん、AIの自動返信は内容によってできるできないがあるのですが、単純な内容はAIで代替え可能にすでになっているのです。
今やメールだけでなくLINEやチャットなどプラットフォームも多岐に渡っています。今後も増えていくでしょう。
AIは人間と違ってミスをすることもないため正確性の観点では人間よりもAIの方が優秀です。しかも効率的。
こういった技術が今後ますます普及していく中で、わざわざノースキルの年配者を雇う理由が全くなくなるわけです。
そのような背景から、ノースキルの年配者にとっては就業機会を得ることはますます難しくなる一方でしょう。
問題③:性格がゆがむ
ここまで説明してきた通り、ノースキルの派遣の年配者は仕事がどんどん無くなる上、収入も低いまま。
社会的にも信用が低く肩身の狭い思いをしたり、他者と比べて劣等感を感じやすい、将来の不安が常にあるなど、精神的にもつらくなります。
そうなると、心の余裕がなくなり、まわりに対して優しく接することが難しくなります。
また、ずっと正規雇用で仕事をしている人よりも仕事力やコミュニケーション力でどんどん差がつくことから、日常の言動を見ても正直精神年齢が低いと感じざるを得ない場面が増えてきます。
こういったことから、お金や生活のことだけでなく、人としても生きづらいようになりがちなのです。
派遣の仕事から卒業するために必要なこと2点
では、ノースキルの派遣のまま一生を過ごすことを避けるためにはどうしたらいいのか。
それは、小さい会社でも良いので正社員で就職するか、フリーランスとして自力で稼ぐスキルを身につけるかのどちらかしかありません。
- 正社員で就職する
- フリーランスで稼げるようになる
正社員で就職するには未経験歓迎の求人に応募するか、資格やスキルを先に身につけてから求人に応募するということになります。
フリーランスを目指すにしても、自力で食っていくために必要なスキルを取得する必要があります。
つまり、いずれにしても何かしらの「行動」が必要になります。
ただ、いきなり大きな行動をしようとする必要はありません。0→10にすることではなく、0→1にすることが何よりも大切。
なので、まずは最初の小さな小さな一歩を踏み出すことから始めましょう。
その「小さな一歩」になり得る行動を、以下に2つだけ提案しますね。
行動①:転職サイトに登録だけする
いつかのタイミングで派遣の仕事を卒業して正社員の仕事に就きたいなら、やることは「今すぐ転職サイトに登録だけしておく」です。
これだけならたったの5分です。
転職サイトは世の中たくさんありますが、とりあえず「リクナビNEXT」ひとつで十分です。あれこれ手を出す必要はありません。
その理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
リクナビNEXTに登録すれば、無料で企業側からスカウトを受けられるだけでなく、「グッドポイント診断」というガチな自己分析ツールが無料で使えるので、自分の強みを客観的に診断してくれます。
それによって、自分はどういった仕事が向いているのか、どういった仕事が向いていないのかがわかるだけでなく、診断結果を応募書類や面接時の自己アピールに活用することまでできますよ。
登録だけ済ませたら、あとは企業側のスカウトや、サイトが提案してくれる求人などを物色し、興味が持てる求人が見つかった時に応募するだけ。
興味のある求人が見つかるまではスカウトや提案に返信する必要はないのでスルーで構いません。
行動②:通信講座の資料請求だけする
すぐに正社員の就職を目指すのではなく、まず資格やスキルの取得が必要な求人に応募したい場合、もしくはフリーランスとして稼げるようになりたい場合、やるべきことは「学び」です。
資格やスキルを収録するための講座で学ぶ必要があります。
今の派遣の仕事を継続しながら学ぶために一番手っ取り早いのは通信講座を活用することですね。
大手である「ヒューマンアカデミー」の通信講座であれば250以上の講座ラインナップがあります。
まずは自分に合いそうな講座を探して資料請求だけしてみてください。わずか5分でできます。
いきなり講座に申し込むのもいいですが、沢山の講座があるのでまずはしっかり情報収集や比較検討してから動くのが良いかと。
安定感のある定番資格から、WEB系在宅ワークを目指すような新しい講座まで幅広く網羅されていますよ。
小さな一歩を今すぐ踏み出そう
転職サイトに登録したり、通信講座の資料請求をするといったことは無料で、5分でできることです。とても簡単。
ただ、ひとつだけ非常に大切なことがあります。
それは、今すぐ行動することです。本記事を読み終わったらすぐにそのままの流れで行動してください。
なぜなら、今やらない人は、絶対後になっても動かないからです。
転職サイトの登録や通信講座の資料請求はたったの5分でできます。
でも、そのたったの5分で人生変わるのだから、必ずすぐに小さな一歩を踏み出すようにしましょう。
未来を変えられる唯一のものは「今自分が取る行動」だけですよ!