職場でソリの合わない人とうまく付き合っていく方法5選

  • 職場に合わない人がいてしんどい…
  • 苦手な人とうまく付き合っていくにはどうすれば良い?

こういった悩みに答えます。

考え方や仕事の仕方など自分と合わない人が職場にいるのはしんどいですよね。

本記事では、職場で馬の合わない人とストレスを抑えてうまく付き合う方法について解説していきます。

この記事を書いた人

つと
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 東証一部上場企業のマネージャー職
  • 1,000人以上の採用、育成の実績あり
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無理して合わない人と付き合わなくて良い

人間関係の悩みは多いと思いますが、どうしても自分と合わないと思う人とは無理して付き合わなくても大丈夫です。

全員と仲良くやろう、全員から好かれようというのは誰でもほぼ不可能です。

とはいえ、同じ職場のメンバーなので、全く付き合わないわけにもいきません。

そんな時に心がけたい、職場の合わない人とのうまい付き合い方を解説していきます。

合わない人とうまく付き合う方法

その人の何が苦手かを考える

どうしても合わないと思う相手には、それなりの理由が必ずありますよね。具体的にその人の何が苦手なのか、どんなところが自分と合わないのか、冷静に考えてみましょう。

具体的な理由がわかれば、その対処法を考えることができます。

例えば、「仕事に必要な情報がきちんと共有されない」という不満がある場合をイメージしてみてください。

情報共有の仕方を改善してほしいことを本人に伝えることもできますし、情報共有が苦手な人である前提で期待しすぎず自分から新しい情報がないか定期的に確認することもできます。

苦手な要因、合わない要因がわかれば対処法を考えることができますね。

相手の良いところを探す

相手の嫌な面を考えるだけでは本当に相手のことを苦手だとしか思えません。良いところも合わせて考えてみましょう。

苦手な相手の良いところを考えるのは気が進まないかもしれませんが、そこは感情的にならずに冷静に考えてみましょう。必ず良いところはあるはず。

これまで感情レベルで苦手だ、合わないと感じていた人でも、意外と良いところもあるなと思れば、相手の印象も変わります。

そうなると、より建設的なコミュニケーションが取れるようになり、前よりも苦手意識が解消されるかもしれません。

自ら話しかける

意外と良いところもあるなと思えるようになったら、今度は自ら話しかけるようにしてみましょう。

合わないからといって全く話さないのは仕事で必要な連携も取りにくくなる一方。徐々にで良いし、ちょっとしたことだけでも良いので、定期的に話しかけるようにしましょう。

仕事はお互いの役割や立場によって考え方や目指すもの守るものが変わります。そのため、仕事上の関係だけだとどうしても衝突してしまう場合もあります。

しかし、そんな表面的なことでお互い苦手意識があったとしても、気の張っていない時に話しかけると案外打ち解けられることもあります。

その際、相手の良いところを発見した部分について褒めてみると、相手も悪い気はせず関係修復の助けになるのでオススメです。

一定の距離感を維持する

ここまでの内容でうまく関係修復できる場合もありますし、残念ながらそれでもうまくいかない場合もあるでしょう。

その場合は、無理に距離を縮めようとせずに、一定の距離を維持しながら付き合っていくしかありません。

しかし、苦手で合わないからといって全く関わらないとか、まわりと組んで意地悪するとか、そういう大人げないことをしてはいけません。

業務上のやり取りに必要な最低限のことだけ対応し、それ以上を期待しないようにしましょう。期待しすぎると期待通りに言動してくれない時にイライラするので…。

聞き役にまわる

一定の距離を保ちつつも、どうしても関わりの機会が多い場合は聞き役にまわるのがオススメ。

適度に相槌をしながら、受容・共感するように心がけましょう。

相手の言うことが正しいか正しくないかの「評価」をしてはいけません。

相手の言うことに協調したり心から同意する必要はないので、その代わり「あなたがそのように思っていることはわかりましたよ」というように共感するのです。

そうすることで、相手は自分の話を聞いてくれた、自分の気持ちをわかってもらえたと捉え、悪い気はしないはずです。

まとめ

以上、職場の合わない人との付き合い方についてまとめてみました。

人間関係は多くの人が悩んでいる問題。対処できなければメンタルを病む可能性があります。

世の中多くの人がいれば馬の合わない人がいるのも当然。みんなと仲良くする必要はないと考え、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

どうしても我慢できない場合は、メンタルを病む前に部署異動や転職を考えるのもひとつ。

環境を変えることで一気に楽になる可能性もあるので、今の職場で頑張らなければならないと決めつけず、柔軟に考えてみましょう。